演劇

20/05/2007

「下周村」みた。

先週。新国立の小劇場で「下周村」みた。
中国と日本のコラボ。

ストーリーは
前半、遺跡が発見され開発工事が中断。
何かが動き出すのを待つ人々。そこで見えてくる「現代人」の「リアル」な「願望」とは何か?ということだったんでしょうね。

日本人にとっては家族と恋愛。
中国人にとっては名誉とか功名とか金銭とか。
そんなことを隠しながら、登場人物はみんな工事の再開を待っている。

日本人は金よりも家族とか恋愛。そうかもしれない。
中国人は中国株がバブルの様相を呈してきたとか、巷で騒がしい今日この頃。やはり、金儲けがリアルなんですかね。

後半の騒がしい演出は、逆にわかりやすく各人の欲望を呈示してたから、解説編だったんでしょうか。

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08/05/2007

東京ノート

青年団の東京ノートを見にいく。駒場東大前でおりてアゴラ劇場へ。

070504_154501 (ハヤカワ演劇文庫の「東京ノート」の画像。)

 ちょうど、客席と書いてある位置に座りました。「下手」のところがエレベータになっていて、二階へはけるような舞台になっていた。二階はパイプの柵のみなので、そこからも台詞が飛んでくる。ところで、このエレベーターって、もともとアゴラにあるエレベーターを利用しているんだろうか?

 で、美術館で交わされる様々な人々の会話を聞いてるような気分で、観客は舞台をみる。日常のように、同時に複数のグループの、会話が進行していく。なので、はっきりいって、舞台上のすべてを聞くことはできない。恋愛模様に気を取られてると、家族問題がわからなくなる。

「見たいものしか見れない。聞きたいことしか聞けない」ということになる。「見たいものしか見ない登場人物」「描きたいものしか見ない画家」と重なって、よく考えれば理屈っぽい構造。

サン・テクジュベリの「星の王子さま」がでてくる

 由美 あれね、「星の王子さま」でね。何か、心でみなくっちゃよく見えないって話があるのね。

(略)

でもさ心でなんか見えないよね。

その部分というのは

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26/09/2006

オレステスを観る

蜷川幸雄の「オレステス」を観る。藤原竜也が中嶋朋子と抱き合うと、(藤原竜也、顔デカっつ!)と思ったのと、藤原竜也に真横。(席はC列通路側)で熱演されたので、汗か、水しぶきかわからないけど、かかりそうでちょっとイヤでした私は特別に彼のファンというわけではないのですよ。やたら、雨を降らせる舞台でしたね。最前列は膝にレインコートかけてました。

ギリシャ悲劇には余り詳しくないので、どこが蜷川の解釈かは、ちょっとわからないです。どうもオレステス=テリスト、みたいな解釈か。これって一般的なんでしょうか?

    1. アガメムノンがトロイア遠征のために娘のイビケネイアを生け贄にする。
    2. アガメムノンの妻がそのことを恨んで、夫アガメムノンを娘の復讐のために殺害する。
    3. 父親の復讐のためにオレステスが母親を殺害する。
    4. オレステスは母親殺しの罪で有罪(市民による裁判)となるが、戦争の原因となった母親の姉であるヘレネを殺すことで、失地回復をしようとする。

どの殺人も、その時々の正義に基づいて正統化される。そして復讐が連鎖していく。

4.の部分がオレステスのストーリーなのですが。

ラストにアポロン神が降臨しての大岡裁き(ギリシアの神だからちょっと違うか?)で一件落着ってどうなのよ?????と思うのが普通でしょ。そこを、どう納得させるか?

戦争続きだった当時のギリシャ人の感覚では、そういう解決にしなければ、やってられない気分だったのだろうという解釈はあるのだろうけど。(パンフによる)

やはり現代人としては受け入れにくい。

最後に、天井から客席に大量のチラシが降ってくる。アメリカとイスラエルとパレスチナとレバノン、それぞれの国歌と国旗が書かれている。というのは、あからさますぎ。こんな演出いらないんじゃないのか?

現実の紛争は、神が登場して、解決してくれるわけでもなく・・・・・。

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16/10/2004

カタカタカタ カタカタカタカタ

維新派の「キートン」を見に行った。キートン映画がモチーフ。とはいえ私はキートンは全然みてないのだ。
カタカタカタ カタカタカタカタ
観劇の前に、併設している屋台村で、缶ビールとロコモコやらシシカバブやらタイカレーやらで腹ごしらえ。この前の台風で公演が中止になった時も屋台村は営業していたらしい。なかなか便利だ。エスニック系が多いのだが、職人がいてすしを握ってくれる屋台があった・・・・。終演後は豚汁の屋台が大人気。
カタカタカタ カタカタカタカタ
主人公のワタルが映画館のスクリーンに入っていくという導入。そこはキートンの世界。巨大セット。変な走り方の男。機関車。花嫁。活字。映写機が回る音を表すカタカタカタ。カタカタカタ。というボイスが耳に残って、次の日もついついカタカタ言っていた。変な走り方は真似できない。
カタカタカタ カタカタカタカタ

10月16日 ふれあい港館臨時第三駐車場 野外特設劇場 D列の右端。 

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11/10/2004

いつわりは真実を生むためのつわり

久しぶりに野田秀樹の演劇をみた。夢の遊民社の頃はよく見たのだけど。チケットを取るのが面倒になったせいもある。「赤鬼」は何度も上演しているようだが今回はじめて。「4人しかでてこないという野田の演出」もはじめてなので興味深かった。一人何役もの演じわけは前半はちょっとのれない。なんか観ている私とリズムがあわない感覚。初見でなかったら。または、もっと前でみたらのれたか。水銀役の大倉孝ニが台詞を数度かむ。大倉孝ニのテンションがちょっと低い?他の役者のテンションとちょっとバランスを欠いていた?「偽りは、真実を生むためのつわりだ」という台詞がもっと響いてきてもいいのだけれど、「偽り」のドライブ感が弱くて「つわり」も弱かったということか。小西真奈美が良かったです。

もう一度、千秋楽あたりに観たいと思った。他のバージョンも観たくなった。

*新宿の金券ショップで、この公演のチケットを、結構みかけた。売値はすべて定価以上でプレミアムが付いている。人気のほどが伺える。

赤鬼 日本バージョン
10月3日 19:00 シアターコクーン 席 BR 9(舞台袖の野田が間近にみれた。)

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