太陽の世界とグインサーガとダークタワー
半村良が書き始めた「太陽の世界」というファンタジーがある。
半村良から「太陽の世界は80巻で完結」だと聞いた栗本薫。私は100巻完結・・だと「大人げない発言」をしたのだと記憶している。
栗本薫はかってグリーンマイルの後書きでも、キングに対抗意識を燃やして、非常に大人げないことを書いていた。あまりにくだらないので記憶にない。
新潮文庫のダークタワーⅢの解説では、もう大人げないというか・・なんというか・・・キングの解説でこんなこと書くな!!!怒り心頭です。こんな感じ。
というか、私はこの世界、好きだなと思いますが、重たすぎて、これが100巻あったらウザイです。これはやはり6巻7巻、いって10巻というところで、「ああすごいなあ。キングはさすがだなあ、やっぱりキングだねえ」と喜ばれるような、重量級のダークノベルでいいんじゃないか。構成的にも恐ろしく凝っていますし、文体も登場人物も凝り凝りです。おまけに暗いのなんのって(笑)(笑)
以下略
さすが、栗本薫ですね・・・・。人の本の解説で(笑)(笑)ってどうなの?完全にバカにしてる。キングもほとんど読んでないみたいだし。グリーンマイルもゲラで読んだきり?とか書いてるし。解説を頼んだ新潮社も何を考えているんだか。
今は亡き半村良の「太陽の世界」は20巻までも書かれず、当然、未完なままだけど。ファンタジーは終わりのない物語だと思っている私にとっては別に未完でもいいじゃないか・・。
読者は続きを待ちわびる。そのうち、作者は死んでしまう。というのもある意味、読者にとって幸せじゃないかと思ったりもするわけです。
まあ、100巻を突破したグインサーガ。昔からの読者が不幸とは言いません(笑)(笑)
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