書籍・雑誌

18/09/2006

太陽の世界とグインサーガとダークタワー

半村良が書き始めた「太陽の世界」というファンタジーがある。

半村良から「太陽の世界は80巻で完結」だと聞いた栗本薫。私は100巻完結・・だと「大人げない発言」をしたのだと記憶している。

栗本薫はかってグリーンマイルの後書きでも、キングに対抗意識を燃やして、非常に大人げないことを書いていた。あまりにくだらないので記憶にない。

新潮文庫のダークタワーⅢの解説では、もう大人げないというか・・なんというか・・・キングの解説でこんなこと書くな!!!怒り心頭です。こんな感じ。

というか、私はこの世界、好きだなと思いますが、重たすぎて、これが100巻あったらウザイです。これはやはり6巻7巻、いって10巻というところで、「ああすごいなあ。キングはさすがだなあ、やっぱりキングだねえ」と喜ばれるような、重量級のダークノベルでいいんじゃないか。構成的にも恐ろしく凝っていますし、文体も登場人物も凝り凝りです。おまけに暗いのなんのって(笑)(笑)

以下略

さすが、栗本薫ですね・・・・。人の本の解説で(笑)(笑)ってどうなの?完全にバカにしてる。キングもほとんど読んでないみたいだし。グリーンマイルもゲラで読んだきり?とか書いてるし。解説を頼んだ新潮社も何を考えているんだか。

今は亡き半村良の「太陽の世界」は20巻までも書かれず、当然、未完なままだけど。ファンタジーは終わりのない物語だと思っている私にとっては別に未完でもいいじゃないか・・。

読者は続きを待ちわびる。そのうち、作者は死んでしまう。というのもある意味、読者にとって幸せじゃないかと思ったりもするわけです。

まあ、100巻を突破したグインサーガ。昔からの読者が不幸とは言いません(笑)(笑)

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27/08/2006

エトランゼとヒキコモリ

注文していた本が届いた。金子光晴の文庫が揃った。

「金子光晴エッセイコレクション」1~3 ちくま文庫。

「詩人」、「絶望の精神史」 講談社学芸文庫。

の5冊。どれかを気紛れに抜き出して適当に読むことにする。

「絶望の精神史」「詩人」は松岡さんの千夜千冊を読んで興味を引かれた。 もともと、金子光晴は「どくろ杯」「マレー蘭印紀行」「ねむれ巴里」などの紀行文が気に入っていて愛読していた。(フランス旅行のお供には断然「ねむれ巴里」なのだ。)

金子光晴を読み解くキーワードとして「エトランゼ」という単語がある。外国人というフランス語。金子光晴は日本に暮らしていてもエトランゼであろうとした。

僕は、ついに、自分をエトランゼという名で呼ぶことにした。僕なりの苦労もしてきた末のことだ。日本人でありながら、日本の政治、経済、国勢の伸張、国家的義務など、いっさいに注意も関心ももたない人間は、異邦人でしかないという考えは、自分としても、ある爽快さを味わうことができたからだ。(絶望の精神史より)

僕はついに自分をヒキコモリという名で呼ぶことにした・・・・・・・・。

つまり、今回も自称ひきこもりなので・・・・シリーズ その4なのでした。

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26/08/2006

読書:闇の系譜

「闇の系譜 ヤクザ資本主義の主役たち」 講談社α文庫を読んだ。

オンライン書店ビーケーワン:闇の系譜

でてくる上場企業はライブドア・ジャックホールディングス・ダイナシティ・ゼクー・メディアリンクス・プライムシステム・大盛工業・・・・・。

人物は堀江貴文・三木谷浩史・村上世彰・宮内義彦・・・・・

手口は粉飾決算・インサイダー・架空取引・偽装増資・・・・・・

人間ってお金を目にすると弱いのだなあ、などと思う週末の読書でした。

しかしダイナシティは旬ですね。

*マンション分譲のダイナシティ <8901> は25日、ライブドアグループとの提携を解消し、インボイスと資本・業務提携すると発表した。インボイス <9448> グループがダイナシティの新株予約権を約28億円で公開買い付けし、9月にも子会社化する。家賃や通信料金の一括請求サービスを展開するインボイスは、ダイナシティを傘下に収めることで業容拡大を図る。

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自称ひきこもりなので 3 うつうつひでお日記

amazonで注文した「うつうつひでお日記」が届く。面白くないという評もあったけど、面白いです。

(帯に「手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞後初の新作登場!!」とあるけど。新作とはいいにくい。)

淡々と日常を書いてるだけ。

食って。SF読んで。図書館いって。女子高生ウオッチして。テレビみて。寝る。なんだけど。

読書傾向も微妙に自分とかぶってるし。SFもけっこうきっちり読んでるなあ。私が買おうかどうか悩んだタイトルがいっぱい。買っても読みきれないからです。吾妻ひでおは、なんでも、多いときは1日2冊読んでたらしい。

吾妻ひでおが面白いと書いている本を今度買ってみようと思う。読めるどうか不明。

オンライン書店ビーケーワン:うつうつひでお日記

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15/07/2006

最近読んだミステリの

「上手なミステリの書き方教えます」 浦賀和宏

途中で読むの止めてたんだけど。理由はガンオタ設定の主人公の内面の独白がこれでもかと書かれていて、さすがに疲れるからだ。やっと読み終える。安藤シリーズ(私がひいきにしてる)も後半好き勝手な方向に向かっていったけど、この八木シリーズ(松浦純菜シリーズにあらず)も同じか・・・。8月に続編がでるらしい。

画像イメージがでないので、シリーズ第一作を貼り付け。↓

オンライン書店ビーケーワン:松浦純菜の静かな世界

「仔羊の巣」

名探偵はひきこもりシリーズ。シリーズ名だけで読んでる私。日常の謎のミステリなのだけど。ドラマティックな展開も今後あるんでしょうか。名探偵がひきこもりでいじけた性格でワトスン役がやたらいい人という、なんともいえない設定。

オンライン書店ビーケーワン:仔羊の巣

「春期限定いちごタルト事件」「夏期限定トロピカルパフェ事件」

小市民シリーズ。小山内さんがとても気になる・・・・。

オンライン書店ビーケーワン:夏期限定トロピカルパフェ事件 オンライン書店ビーケーワン:春期限定いちごタルト事件

なんか、シリーズばかり読んでますね。そういえば、ドン・ウィンズロウのニール・シリーズの最終巻ももうすぐでるはず。

ミステリじゃないけど最近、読んでるシリーズは暗殺者ヴラド・タルトシュシリーズ

オンライン書店ビーケーワン:虐げられしテクラ

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05/04/2006

先生はえらいとオチのない話についてのメモ

内田樹先生の「先生はえらい」(ちくまプリマー新書)を読んだ。内田先生のブログ「内田樹の研究室」を私は愛読していて。一度だけトラックバックしたことがある。ちくまプリマー新書は中高生向けに書かれたみたいだけど。面白かった。「先生はえらい」というタイトルの話題はさておき。コミニケーションの話題が。

わかるということはコミニケーションを閉じる危険と常に背中合わせ

とか。コミニケーションの本質は誤解だ、聞き損なうことだ。みたいな、ことが書いてあるんだけど。わかってあげてはいけないのね。会話は。オリジナリティ溢れる誤解をしなければとキモに銘じました。

・・・・・いっしょにいると「オチのない話」を次々と思い出してしまう相手のことを「親友」とか「恋人」とか呼ぶのです。

いやまあ、オチのない話を次々とブログに書きたい、と思ったわけで、この部分をメモ。

オンライン書店ビーケーワン:先生はえらい

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03/03/2006

スカイ・クロラ

森博嗣の「スカイ・クロラ」「ナ・バ・テア」を読む。3作目もノベルズででてるのだけど未読。別の著作で「少年は未来が無限に広がってると思ってるから少年」みたいなことが書いてあって、スカイ・クロラシリーズの登場人物の飛行機乗りたち。彼ら彼女は、撃墜されたり、自殺、をしないと死ねない「子供」という設定。うーん。SFといえばSF。

「啓示空間 」   ハヤカワ文庫SFを読む。SFの王道です。「このSFが読みたい」の海外部門の3位だったか。いや、こういうのが気楽でいいなあ。しかし分厚すぎるが。1000ページ超え。

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26/12/2005

スクランブルスーツの匿名性

ところで。

私は前々からネット上で匿名性を保つにはスクランブルスーツ方式があるじゃないか?と思っていて、このことは、すでに誰か、思いついて書いているんだろうなあ。と、ばくぜんと考えていた。ぐぐったけどみつからない。しかたないので自分で書きました。そういうことです。P.K.ディックですね。

説明は省きます。

毎日、毎時、毎分、様々な組み合わせのネット人格でネット上をうろうろすると・・・。結末は読もう。↓

オンライン書店ビーケーワン:スキャナー・ダークリー 早川SF文庫 新訳

オンライン書店ビーケーワン:暗闇のスキャナー 創元SF推理

3cDICK

サンリオSF文庫版(絶版)

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13/10/2005

個人向けの投資アドバイスをチャートに基づいて行うようなアドバイザーは人間のクズだ。

山崎元氏の「お金を増やす本当の常識」を読む。といっても熟読したわけではないけど、山崎氏の書いたモノは結構好きで「週刊ダイヤモンド」やメールマガジンのJMM。最近では楽天証券の「本音の投資教室」なんかを愛読している。で、最近でた文庫本が「お金を増やす本当の常識」なのです。私はあちこちのコラムの愛読者なので、文庫の内容は目新しくはないですが、タイトルにも引用したとおり

「テクニカル分析を研究する人がいても構わないが、これを投資初心者に教えることは有害だし、まして、マネー誌などで個人向けの投資アドバイスをチャートに基づいて行うようなアドバイザーは人間のクズだ。」

いやあ、気持ちいいですね(笑)。こう、はっきり書かれると。ますますファンになりました。株式投資の座右の書にします。

他には

(売りのルールを)「あらかじめ決めておく」というやり方は合理的ではありません

またドルコスト平均法に関しては

売買を分割するのは 意味のない気休めでしかない

一般人には気休めも大事なんだよなあ・・・・。とは思うのだけど。とにかく合理的でないということですね。

株をはじめようとする初心者は必読ですね。マネー雑誌ではここまではっきり書けないでしょうしね。次のページでチャート分析やドルコスト平均法の効用を説いていることが多いですから。さすがに「人間のクズ」とは書けないでしょう。

オンライン書店ビーケーワン:お金をふやす本当の常識運用の世界ではプロが必ずしも立派ではない。(P174より)

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14/08/2005

アメリカ鱒釣りちんちくりん

本屋に行ったらアメリカの鱒釣り晶文社がアメリカの鱒釣り新潮文庫ちんちくりんになってた。いままで文庫ちんちくりんになっていなかったのだ。なぜだろう。アメリカの鱒釣り。アメリカの鱒釣り新潮文庫ちんちくりんをぱらぱらと読んだが、ブローティガンのパワーか、訳者の威力か、すっかり影響されているような気がする私。私の手帳がいつもまにか冬布団の間に挟まっていたのはアメリカの鱒釣りのせい。
オンライン書店ビーケーワン:アメリカの鱒釣りオンライン書店ビーケーワン:アメリカの鱒釣りオンライン書店ビーケーワン:アメリカの鱒釣り
アメリカの鱒釣り新潮文庫ちんちくりんをみっつ並べてみた。

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