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23/11/2012

私が会社をやめた理由(わけ) 2 DON XIN NGHI VIEC ベトナム篇 

退職の意思を告げた。

仕事を続けていけないことを述べ、お世話になりましたと頭をさげた。
退職時期は1ヶ月後とした。


とくにひきとめられることもなく、その間、約1分。
あっけなく、その月の私の重要ミッションが終了した。


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DON XIN NGHI VIEC 

SがDON XIN NGHI VIECを持ってきたときにはやはり驚いた。

DON XIN NGHI VIECというのはベトナム語で退職願いのことだ。
*こういうもの。ワードファイルなので↓ダウンロードして活用されたしw↓ 
「Don_xin_nghi_viec(退職願い)」をダウンロード
このDON XIN NGHI VIECに、私はこれまで何十枚もサインをしてきた。
ワーカーは年間に3割近くが辞めていくのだ。

退職理由のほとんどがVIEC GIA DINH(家族の事情)と書かれている。
家族の事情で辞める者も実際にいるのかもしれないけれど、給料のいいところをみつけて転職する
というものが多い。

退職願いを出しておきながら、工場が急に忙しくなって残業が増加しはじめたら、
「退職を取り止めたい」と言いにきたワーカーがいた。
今でも一ヶ月くらいまったく残業がなければ、彼を含め、かなりの人数が退職していくのではないだろうか。

さて、Sの話である。
マネージャークラス社員の退職に出くわすのは、私にとってはじめてだった。
Sは古参の社員で、製造工程を熟知しており、現在は品質管理部だった。
ベトナム人の中でも仕事は一番にできた。
唯一の欠点といえば。
トラブルがあったときに、相談・連絡もなく、現場に指示を出し、解決しようとすることだった。
問題点が共有されず、フィードバックもされなくなるのだった。
できるベトナム人によくあることだと思う。まだるっこしいのだろう。
(日本人になげても、時間食うだけだしとでも思っていたのかもしれない。)

英語もでき、多少の日本語も理解できる。
日本(会社カルチャー)の考え方もわかっている。
その頭の回転のよさで日本にいる会長からはかわいがられていた。

会長のお気に入りのベトナム人の退職願を聞き、
社長は何度も話し合いの場を持って説得に努めたが、Sの転職の意思は固かった。


転職先の給与が高いということもあるだろうけれど、、
Sは日本的なあまりに日本的なこの会社に見切りをつけたのではないだろうか、
と、
私は思っていた。

Sの話す日本語フレーズが脳裏に浮かぶ。

「こわい、こわい」

ごく自然な日本語のイントネーションで、笑いながらそう言った。
会長の話題がでたとき、「こわい、こわい」と冗談交じりに私に言ったのだった。
ベトナムに視察にやってくる会長のご機嫌を損ねること。
それが社内的には一番マズイということをわかっていた。

この会社では、それが何にもまして優先されていることも。

「あいつは、わかっちょらんたいね。」
と会長が呟やけば、そのベトナム人は冷や飯を食わされることになるだろうことも。

「こわい、こわい」
絶妙な言語感覚だ。

会長の来越のたびにバタバタする現状への風刺であり、
日本からの指示と現場に挟まれる私への共感でもあったと思う。


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私が退職の意思を告げたちょうど1週間後だった。

総務が未記入のDON XIN NGHI VIECを私の机に持ってきた。

DON XIN NGHI VIECを前にすると、改めて辞めるという実感が沸いた。

退職理由欄には

VIEC GIA DINH と書いた。

ベトナムではだいたいがいつもそういうふうに書くものなのだ。
総務も
「それでいいですよ」
と言った。

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20/11/2012

私が会社をやめた理由(わけ) 1 ベトナム篇

先々週の日曜日の昼下がり。

じゃなくて、午前中の屋外カフェで、いつものように先生とベトナム語を勉強していた。

まだ10時前なのに暑い。
昨日雨が降らなかったせいだ。もう乾季いりなのか。


授業は2時間連続。
宿題を確認してから、フリートーク、そしてテキストの内容に入る。
毎日仕事でベトナム語を浴びせられて日曜日に授業はきつい。

宿題は授業前の1時間でやるという体たらくだから、占めて3時間連続の勉強。
平日仕事終わってからはとても勉強(宿題)は無理無理。(飲みにはいけてもw)

暑さもあってなかなか頭にはいらない。
単語の意味がわかってても文章にすると全体の意味がぼやけてしまう。
意味がぼやけてるのは日常のことだが。

フリートークで一息つく。

ベトナム人の転職の話題。

先生は会社を辞めたばかりだ。大学を卒業して3年間で3社に勤めた。
ベトナム人は転職が多い。
彼らは(特にホワイトカラー層は)常に、新しい経験がしたいように思える。
会社の終わったあとや日曜日に、せっせと学校に通って勉強する。
新しい会社に転職して給料をあげていく。

私がいる会社でも、マネージャークラスのベトナム人がこの夏に辞めた。
新しい会社は給料は倍近くになるといってた。
もちろん、給料以外にも理由はあるだろう。
その話はおいおいしたい。

「ベトナムでは会社勤めしていては、家が買えないよ」と先生は言った。
だから、みんなスキルを身につけて、独立を考えてると。

「日本では会社員でも家が買えるの?」
お金を借りる。返済は20年とか30年とか。

「会社から借りる?」
 銀行から。

20年という長い期間はまったくベトナム人の想定の外なのかもしれない。
ピンとこないようだった。
ここでは「家」は事業に成功して手に入れるものらしい。

長期の住宅ローンを持てばベトナム人でも転職しにくくなるだろう。

以前読んだ「望郷と訣別を」のなかにあるエピソードが頭をよぎる。
自社の幹部のために住宅購入資金を会社が貸し出すというエピソードだ。会社を辞めにくくするわけだ。
(文庫になってた。今やKindleでも買えるのか・・・・)

フリートークは続く。

日本人は会社を長く勤める人が多い。

「なぜ?」
昔は日本の会社は安定していたから。
勤めながらローンを返済する。

「日本人は会社を辞めないの?」
以前は、辞めずに長く同じ会社で勤める人が多かったよ。

「仕事が好きでなくても?」
「上司が嫌でも?」
なぜか、こういう話の流れになった。

転職理由はそれなのか。。。。。。
確かに
それは本質的な問題だ。。。。。。


さて、私が会社を辞めた理由、を今書いている理由。

有名な会社なわけじゃないから
 博報堂を辞めました 
とか
「私がグーグル、ゴールドマン・サックスを辞めた理由」―大企業を去る優秀な人材たちと問われる企業文化

に比べれば話題性もない。
さっきも書いたとおり、もともとベトナムでは転職を繰り返すのが普通だ。
なのに書きたくなるのは、会社を辞めるってはマイナスイメージがこびりついてて、
やはり言い訳したいのかもしれないなあ。

先生は

「今、面接の結果待ちなんです」

と言った。


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ベトナム あなたの給料教えてくださいシリーズ 13 ベトナム ホーチミン市 6区のお店に行ってきた。

ひさびさの、あなたの給料教えてくださいシリーズ~~~!!!

ベトナム ホーチミン市6区の給料事情は??

このお店の詳細はノラ猫さんのブログ参照のこと。

ぐうたらに過ごした日曜日、夜はビシッ!と6区にある旨いらしいヤギ焼肉でガッツリ逝くつもりが、、、気を取り直して行ったところが、なんとこれが、図らずしもいいお店を見つけちゃいました!・・・という話!


20121118_210719_3
画像タイトル「乾杯して一緒に飲んでくれるし、、、。いいんじゃね?」by ノラ猫さんのBLOG

で、

あなたの給料いくらですか?

月に150万ドンです。(約六千円)
出勤時間は夕方5時から11時まで。

給料安いなあーーーー。

しかし、

写真ばかり撮る変な外国人おじさん集団(ホーチミン市郊外のこのあたりだと中国人とか思われてる可能性たかいのよね)に笑顔でおつきあいいただきありがとうございました。

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