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29/01/2011

ベトナムのシンカフェツアーについて考えてたら、ファングーラオ通りについておじさんが思い出話語るように書いてしまった

ファングーラオ通りとレライ通りに挟まれた公園がある。ここは昔の駅のあとらしい。駅の周辺に沿ってかのファングーラオエリアはできた。スラムと言ってもいいような地区で地代も安かったからホテルが増えたんだ。と誰かが言ってた。真偽は定かではないが、この考察はずいぶん前にも、ブログで書いたので触れない。

空き地はしばらくの間、壁に囲まれていて、壁や空き地はトイレとなっていた。(ヤギ鍋屋でビアホイを飲んでいて、トイレを尋ねると、壁でしろと言われたものである)中には浮浪者が住んでおり夜には焚き火がチラチラしていた。今は早朝からジョギングスポットになっている。

ファングーラオ通りの、今はちょうどバス停がある辺りにシンカフェはあった。

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当時のシンカフェは、床は板敷き、入り口は少し傾斜していて、奥に長いベトナム風ではなく、間口の広いオープンカフェで、壁にはバイクのFOR SALEや友人へのメッセージが張ってあったりした。インターネットがない時代だ。外国人のためのあらゆる情報の起点として機能していた。この雰囲気はカオサンの真似だな。いや当時はバンコクのカオサン通りも今ほどざわざわぎゅうぎゅうしていなくて、白人旅行者が多い通りというだけだった。

シンカフェの奥の厨房を覗くと、裏につき抜けて青空が見え、野原が見えた。料理は竃に炭火という方式だった。

これが93年くらいのころ。

シンカフェのツアーバスは、中古バスでボロい、エアコンもない。安かろう悪かろう。安全面でお勧めできないよ。国営のサイゴンツーリストを利用するような旅行者は悪口をいう。シンカフェツアーは安かった。国営ツアーの5分の1くらいではなかったろうか。まだ外国人が泊まれる宿も少なかった。(高級ホテルは無論あったのだが)。シンカフェツアーなら提携するホテル前に到着するから、宿探しも楽で便利この上ない。さて、旅費を安くあげたいのなら、ローカルバスで旅行すれば、交通費はもっと安くつくんじゃないかと思うだろう。この頃航空運賃には外国人料金があり価格はベトナム人の2倍だった。そうなれば、本来規定のないローカルバス料金も2倍取られる。観光地の入場料は10倍だったし。とにかくぼられまくるのである。そしてベトナムはみんなが思っている程には英語が通じない。ローカルバスに乗ればまず通じない。これも困難のひとつ。どう考えてもローカルバスに乗る旅行者はただの物好きだ。

朝は出発するツーリスト、大部分がバックパックを背負った欧米人たちで、シンカフェの前の通りはおおいに賑わう。夜は夜で到着するツーリストで賑わう。うっかり夜にファングーラオに到着してしまうと、翌朝にシンカフェのツアーバスが出発するまで部屋に空きが出ないので宿探しに苦労する。

シンカフェの一番前にテーブル席に座って、一日、ぼうっと過ごす。絵葉書売りやらライター売りやら、シクロの客引きやら、通りに面したテーブルに座れば、彼ら彼女達のターゲット。初めの日はしつこかった物売りたちも、三日も経てば顔見知りになるものだ。ファングーラオで三日も四日もグダグダする旅行者は少ない。みんなカフェツアーに連れ去られてしまう。一日でも時間があれば、ミトーかクチの1dayツアーに参加する。

シンカフェのバスはいつのまにか中古ではなくなった。シンカフェはデタム通りに移転、ライバルのキムカフェツアーも繁盛。どんどんホテルも増えた。

あれから、ずいぶん経った。ライター売りは一時ジゴロになって出世したが、数年後にはヤク中になっていて、今は多分もういない。シクロ乗りは日本人と結婚してドンコイ通りに店を出した。絵葉書売りのロアンは、今でもデタムでガイドブック売りしてる。気が向けば別のエントリーでロアンのことを書きたい。しかしなんで、いまでも同じ仕事してるんだ?!

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