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29/04/2006

吾輩は猫であるはアルファブロガーである

夏目漱石の「吾輩は猫である」を改めて読んだ、というのはウソで朗読をiPodで聞いたのだった。小学校か中学校に通っていたくらいの昔に読んだはずなのだけど。後半はほとんど記憶に残っていない。

社会に興味も知識もない子供の頃に読んだのでは、よほど、つまらなかったんだと思う。

後半は、苦沙弥先生や寒月君や東風君、迷亭先生が、ながながといろんな話を語るばかりなんだけど、今、読むと、(聞くとだけど、)なかなか面白い。「高利貸し」の単語ではアイフル事件を思い浮かべるし、実業家がでてきて「株を買いなさい」というところなんかはライブドア事件あたりを思い出す。

「夏目漱石の吾輩は猫であるにはこんな部分があった・・・」というような前振りではじめる文章も、あちこちで、目にするので、引用しがいのある、つまりは便利な作品なのだろう。私も真似しようと思ったけど、ありふれているので止めました。

時事ネタをもとに自説を繰り広げているのだから。現代なら各人ともブログを書けばアルファブロガーとして人気になるはず。などと思ったり。発表当時は私がブログ廻りするような感じで読まれたのかなあ。と思ったり。

中国語では「我是猫」というタイトルらしい。そのまま。中国人の間でも結構、読まれているようだ。

例えば中国の読書サイトに村上春樹も夏目漱石も著者名を知らなかったとしても面白い中国語文学になりうる・・とかなんとかいう感想があがっている。(中国語は読めないので適当です。)

中国の浙江師範大学のサイトに夏目漱石試験?の解答?が書いてあったので読んでみた。(中国語は読めないので適当です。)

5項目あるのだけど、4っつめだけ紹介。

  • 4.簡述《我是猫》的思想内容。

吾輩は猫であるの思想的内容をかんたんに述べよ、ということですね。

回答によればその思想内容とは・・・(中国語は読めないの・・・・・)

1 日本の軍国主義・封建的な帝国主義の内外における政策を、批判嘲笑した。

2 すべての金・権力を維持するため国家機構に頼っている明治の社会を風刺して批判した。

3 社会思想の混乱と知識界の分化を、客観的に反映させた。

日本でも中国でも試験の回答というのはつまらないものですね。今の日本社会への批判とも読めるのだけど。これは漱石の技なのか。中国の意図なのか。どちらんなんでしょう?

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