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09/10/2005

マカオとカジノについて考える

マカオのカジノについて調べていますが一向に進みません。マカオのカジノが発展していくのは確かなようです。

カジノ関連の日本株といえば、アルゼ(6425)、コナミ(9766)、そして私が保有している日本金銭機械(6418)も関連銘柄です。

アルゼはマカオに進出したウイン社と組んでカジノ機器製造とカジノホテルの運営に乗り出しています。マカオのカジノ発展の恩恵は受けるのでしょうか?(ウイン社の施設の中国語名は永利度假村、英語名はWYNN RESORT HOTELです。ラスベガスでは有名なようです。ティッカーはWYNN。)

コナミとはいえばコナミのサイトのIRにこんなQ&Aが。http://www.konami.co.jp/ja/ir/qa/casino.html

Q:
カジノ事業について、最近マカオのカジノ市場が急成長しているとのことですが、コナミはマカオ向けにカジノ機器の販売を行っているのでしょうか。

A:
コナミは世界最大のカジノ市場である北米市場と第2位の豪州市場を中心にカジノ機器の販売を行っています。
最近、マカオのカジノ市場が伸びているという報道がなされておりますが、マカオのカジノ市場はテーブルゲームの売上が中心であり、スロットマシンやビデオポーカー機等のカジノ機器の設置は多くありません。
カジノは世界的に見て規制緩和の流れにあり、グローバルで市場規模が拡大しています。現在は最大市場である北米市場に経営資源を集中させることにより、北米市場でのシェア獲得を最重要戦略としておりますが、将来的にはカジノ機器設置台数の増加が見込まれる他の地域への販売も検討してまいります。

これからスロットは延びると思うよ。ところで、日本金銭機械。9月1日にこんな記事がでていた。

日金銭が3日続伸続、カジノ復興向け特需を材料視

被害の出たミシシッピ州やルイジアナ州などはカジノが多い地域。かなりの被害が発生している。カジノ復興に際して、同社の紙幣識別機など娯楽向け機器に特需が発生するとの見方

現在、株価は下がってますが、明日はこの記事に反応するだろうか?

米ニューオーリンズ市長、復興へ「大規模カジノ」構想という10月9日の記事。カトリーナ被害からの復興のために、ラスベガスのようなカジノをニューオーリンズにという構想。

さて、香港株。アルゼ関連でウイン社の話をだしたのだけど。現在、マカオのカジノの経営権は3社に分割されてます。3社とはウイン社とスタンレー・ホー氏系列とギャラクシー(銀河)社。

この少々古い記事から。「マカオのカジノの賭博権利について、昨年(2001年)から3社に分割される事が検討されていたが、この度、その3社が最終的に決定した。」という内容。

3社とは

マカオ / カジノ経営権 3社に分割、最終結果発表  掲載日時:2002-02-22 

1) マカオ・香港資本 『STDM社』 

  • 代表: スタンレー・ホー 氏
  • 場所: リスボアホテル (現在の施設を利用予定)
  • 資本: 2億マカオパタカ (約30億円)
  • 選定理由: マカオでカジノ経営40年の歴史があり、マカオの経済発展に影響があること。

2) アメリカ・マカオ資本 『永利リゾート社』 

  • 代表:STEVEN WYNN 氏(ラスベガス)、黄志成 氏
  • 場所: マカオハイアットホテル前の埋立地 (現状、埋め立てはほぼ完了しています)
  • 資本: 300万マカオパタカ (約5,000万円)
  • 選定理由: アメリカ、西海岸カジノ王STEVEN WYNN 氏のカジノ及びリゾート経営方針が、マカオ政府の方針に合致。

3) 香港・マカオ資本 『銀河娯楽場社』 

  • 代表: 何安全 氏、葉圍洲 氏、呂志和 氏
  • 場所: タイパ、コロアン島中間の埋立地 (現状、埋め立てはほぼ完了しています)
  • 資本: 100万マカオパタカ (約1,700万円)、今後投資予定額:100億マカオパタカ (約1,500億円)
  • 選定理由: ラスベガスを拠点にした経営豊富なカジノ経営以外にも、国際インターネットや国際会議・イベント等の方面においての実績とその方針が、マカオ政府の希望に合致。

ここで、香港のマカオカジノ関連株をおさらい。(ひでログ@人生は知的さんの記事「ラスベガスを超えるマカオのカジノビジネス」がまとまっているので詳しくは参照してください。)

私が以前にチェックしていたのが

信徳集団有限公司(0242.HK)、新濠國際(0200.HK)、英皇娯楽酒店有限公司(0296.HK)。

前者2者はスタンレー・ホー系列。ホー系列は関連子会社がいっぱいあるようで、わかりにくいです。何かあるとホー氏の系列会社に発注だったりしますからね。系列なんだから、当たり前だと言えばそうですが。

英皇娯楽酒店は大福証券がレポートを書いていました。読んでみると英皇娯楽酒店の将来の予測とマカオのカジノの状況が詳しく書いてあって面白いですね。

macao マカオのカジノ客がプレイするのはほとんどが百楽家(バカラ)のようです。2004年のマカオでは収入のうち、

貴賓百楽家(VIP?バカラ)が72%、百楽家(バカラ)が13.6%、角子機(スロットマシーン)が1.5%となっています。

2005年2季は貴賓百楽家が65.5%。百楽家19.4%が角子機が2.6%。

お金持ちだけではなく、気軽に遊べるカジノにしようという方向性が見えるというのは、まだ少々早すぎる結論でしょうか。(コナミやアルゼの活躍の場があるのかどうかという興味なんで、要検証なんですが)とにかくマカオはアメリカのラスベガス型のカジノを目指しているのは確かですよね。どこかでそんなことを書いてあったように思います。

wynn ウィンの資料に同じような趣旨?のグラフ発見。元のデータ同じでしょうね。資料によれば、こう分析しているようだ。

興味深い部分を抜粋。

Premiumは

  • 中国のPremium Playerがターゲット
  • ハイローラー(高額で遊ぶ客)はマカオに来ない
  • 選ばれたプレイヤーのためのVIPマーケットが主となる

Main Floorは

  • Premium層のマーケットをキャプチャーする
  • エマージェンシー諸国のアッパーミドル層。

中国のアッパーミドル層は10年後には1.8億から2億人になると予想してます。ひとまず、アッパーミドル層をMain Floorで集客する。その頂上をPremiumとして取り込むというのが戦略のようですね。なるほど。つまりは気軽に遊ばせるんじゃないんですよね、将来の上客に繋げていくのが大事なんですね。私が書いた感想は取り消し線引いておきました。英皇娯楽酒店の場合はこの辺りの戦略はどう考えているのでしょうかねえ。

さて、これもまた取らぬ狸の皮算用の可能性もありますが、2004年の賭台(日本語でなんていうんだろう)の数が1092台。カジノの建設ラッシュで2009年には3799台増える予定です。約4.5倍。どこが一番メリットを受けるのでしょうかね。賭博利益からテラ銭を持って行くマカオ当局?

macau2 おまけ。マカオのカジノ収入と旅行客の推移のグラフ。

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