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13/09/2004

曖昧な世界を曖昧なままで

しかし私の方法論は、曖昧な世界(カオス)を曖昧なままで表現するものです。そして、その解釈、判断は観客に委ねられます。 平田オリザ著 「演技と演出」より 
平田オリザの本は面白いですね。役者とはなにか?演出家とはなにか?論理的で懇切丁寧でわかりやすい。引用した部分は従来の近代演劇の作り方に対して平田オリザの演出の仕方を述べたもの。曖昧なものを曖昧なままで表現するのって難しいよね。曖昧な世界に生きてることは実感してるのだけど、そのためかえって、すっきり説明してほしい、と思ってしまう。でも曖昧なモノをすっきり説明しようとする作業のなかでなにかが失われてるんじゃないかという不安がどこかにある。

などと曖昧なことを考えました。

演技と演出(講談社現代新書 1723)
平田オリザ著

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