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29/09/2004

台風と模造紙とフリップ

緑の建物の下の方が濁流で溢れている画面。「Y川が溢れて・・・」とテレビニュースで言っている。あれは見覚えがある。「**の*に*が降るのだ」という長い名前の喫茶店だ。あそこの川の名前はY川だったのかとひとつ賢くなる。しかし、あのあたりは台風の影響で酷いことになってるらしい。
台風、ベトナムではBAOという。声調記号は「~」。(声調記号はどうでもいいのだけど。)つい5年ほど前、ベトナムテレビの天気予報をみてびっくり。テレビの台風情報は進路図が模造紙にマジックかなんかで書かかれている。うーん、この時代に模造紙かあ。そういえば、元船乗りだったベトナム人themさん、ラジオを聞いて自分で進路予想図を書いていた。ラジオの台風情報から、台風の現在地の緯度と経度をきき、地図に書き込むわけだ。もしかしてテレビ局の台風情報も同じシステムだったのかもしれない。そんなことないか?
今ではベトナムテレビの台風進路図はCGになってる。厚紙のフリップあたりでいいのに。いきなりCGにならなくても。

と思考はジャンプしフリップについて。フリップは日本独自の文化?アーサーの日本語つれづれ草

ある事件の経過や、話題に関連する統計や、グラフ、またはQ&A形式で何かを示す場合、アメリカのテレビ局はマルチ画面というか、CGで作った映像に切り替えることが多い。それに対して、日本ではアナウンサーが厚紙かベニヤ板でできた「フリップ」を手に、指をさしながら説明していく。途中で「めくり」と呼ばれる、フリップに貼られたシールをタイミングよく剥がしたりもする。(略)
日本のテレビの根底に、 IT バブルの一つや二つではかき消されない、世界に誇れる語りの文化たる紙芝居がある。だからフリップは今も健在なのだ、とぼくは思う。
 「ゆっくり抜きながら」とか「さっと抜く」とか、紙芝居のト書は今、テレビの「めくり」の演出に応用されている。紙芝居の土壌がないアメリカのテレビは、映画から受け継いだ「ワイプ」というのをたまに使うけれど、緩急よろしきを得た生身の人間がペローッと剥がしたほうが、どんなに効果的か。

やはり、ベトナムのテレビもフリップを使って欲しかったな。

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